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Raydiumで流動性プールを作る手順

Raydiumで流動性プールを作る手順。最初の比率が価格を決める理由、プール作成と初回買いの間にある隙間の扱い、そしてチェーン上での確認まで。

17 分で読めます J Tools Editorial
Raydiumの流動性プールを表した編集用イラスト。左右が釣り合った台の上に、トークンの円盤が1枚置かれている

Raydium流動性プールを作るとは、自分でトークンの最初の価格を決めることです。価格を決めるのは市場でも最初の買い手でもなく、プールに入れる比率です。あとは価格曲線が引き継ぎます。

  • トークンとSOLの最初の比率が、そのまま開始価格になります。
  • プール作成と初回買いの間には隙間があり、そこにボットが入ります。バンドルを使わないなら、買いを用意しておいて隙間を短くします。
  • LPトークンをどうするかは後の判断で、バーンしない限り選択肢は開いたままです。
  • 信じるのはフォームではなくチェーンで、Raydium流動性プールも例外ではありません。深さ、権限、保有の分布を見ます。

Raydium流動性プールにV4を選ぶ理由

プールの種類は何より先に決まります。Raydiumには複数あり、V4はx*y=kの古典的なAMM、CLMMは集中流動性、CPMMはより新しい標準です。出たばかりのトークンならV4がほぼ答えになります。アグリゲーターが標準で経路に乗せますし、取引の深さも実際にそこにあります。

CLMMは同じ資本がより密に働くぶん良く見えます。代償は手入れです。価格レンジを決めると、相場がそこを外れた瞬間に流動性は働かなくなります。安定したペアなら計算は合います。最初の一週間で五倍に走るトークンでは、報われない作業になります。DEXごとの違いはSolanaの取引所比較にまとめてあります。

Raydium流動性プールの前に終わらせておくもの

  • トークンがある:ミントと初期供給はSolanaのトークン作成ツールで作れます。
  • ミント権限の扱いが決まっている:ミント権限を取り消すツールで外します。通常はプールの後です。
  • SOL予算が固まっている:Raydiumの手数料とSolanaのレントは、流動性の最初の1SOLより先に出ていきます。
  • ウォレットが接続済み、Phantomか同等のもので構いません。
Raydiumプールの前提条件カード。ミント権限の行が強調され、プールを開いた後に取り消すと示されている

手順1:最初の比率が価格を決める

価格は割り算から出るもので、意見から出るものではありません。10,000,000枚と100SOLを入れれば1枚は0.00001SOLです。同じ枚数に10SOLだけなら1枚の価値は十分の一になり、プールは十倍薄くなります。

薄いというのは安いという意味ではなく、動きやすいという意味です。浅いプールでは中くらいの売り一件で価格が数十パーセント動きます。買う側はその値動きを警告として読みます。だから逆から計算します。いちばん多く来そうな注文サイズを取り、それが価格をどこまで動かすかを見ます。その動きが怖いなら、プールはまだ薄いということです。

いくら入れるのが妥当かは企画次第です。ゆっくり育てるコミュニティ系のトークンなら、控えめな額でも成り立ちます。キャンペーンを伴うローンチは最初の一分から深さが要ります。最初の買いは必ず最初の売りを連れてくるからです。

手順2:プールを開き、続けて初回買いを入れる

プールを開くトランザクションと自分の初回買いの間には窓があります。短いのに十分です。作られたばかりのプールを見張り、その隙間でちょうど買っていくボットがいます。本物の買い手が来る頃には価格は上がっています。

その窓が閉じるのは、二つの手順が同じJitoバンドルに入ったときです。揃って通るか、どちらも通らないかになります。バンドルを使わないなら、一回の署名ではなく、続けて出す二つの操作になります。間をできるだけ空けないことが肝心です。プールはLP作成ツールで開き、確定した瞬間に出せるよう買いを用意しておきます。

買いが複数のウォレットから同時に出る必要があるなら、その部分はすでにアトミックです。Solanaのバンドルトレードは各ウォレットの買いを一つずつ競わせる代わりに、Jitoバンドルにまとめます。一つのバンドルに入るトランザクションは最大5件で、何件の買いが収まるかはプラットフォームによります。

ツールの手数料は、確定する前にそのページ上でリアルタイムに表示されます。記事の数字ではなく、そのページの表示が実際の額です。

手順3:LPトークン、バーンかロックか

プールを開くと、LPトークンがウォレットに入ります。持ち分の預り証で、持っている側が流動性を引き出せます。バーンはその道を永久に閉じ、ロックは期限付きで閉じ、保有は開けたままにします。

どれを選ぶかで、買い手からの信頼も、後から入る手数料の行き先も変わります。詳しくはLPトークンのバーンとロックと保有にあります。原則は一つで足ります。開いた後に決め、急かされた状態では決めないことです。

手順4:チェーン上で確認する

フォームが示すのは起きるはずのこと、チェーンが示すのは実際に起きたことです。開いた後に見るものは四つです。流動性が本当に中にあるか、開始価格が計算と一致するか、権限が望んだ状態で残っているか、供給がどう散らばっているかです。

プール一つにどの口座が必要かはRaydiumの公式ドキュメントに書かれており、その口座に留まるレントについてはSolanaのアカウントモデルの解説にあります。開いたプールはその後マイプールの画面で確認できます。

Raydium流動性プールが実際にかけるコスト

コストの層は二つあり、いつも混同されます。一つ目は開くときに一度だけ出るもので、口座のレントにプロトコル手数料を足した額です。流動性として入れるSOLは手数料ではなく、自分の資本です。

二つ目は、プールを通る全てのスワップが払う0.25パーセントの取引手数料です。大きい方は持ち分に応じて流動性提供者に、小さい方はプロトコルに向かいます。LPトークンを持ったままならその手数料はポジションに積み上がります。バーンしていれば、その分はプールの中に残り、時間とともにプールを深くします。

状況使うもの理由
観客のいるローンチプールを開き、確定したらすぐ買うボットの狙う窓を短くできます
静かな立ち上げプールだけ初回買いがなければ窓は問題になりません
後から深さを足す流動性の追加開き直さずに比率を動かせます
変動の狭い安定ペアV4ではなくCLMM狭いレンジは相場が静かなときだけ合います

いちばん繰り返される失敗

  • 比率を一度しか計算しない。最初の価格は割り算で、供給のゼロが一つ多いだけで桁がまるごとずれます。
  • Raydium流動性プールを薄すぎる状態で開く。深さは後から足せますが、曲線の第一印象は残ります。
  • 初回買いの準備が遅れる。トランザクションの間の隙間こそ、ボットが拾っていく場所です。プールが確定する前に買いを用意しておけば、隙間を短くできます。
  • 最初の一時間でLPをバーンする。戻せない手順で、しかも急ぐ理由がありません。
  • ミント権限を開けたままにする。開いている限り追加発行の疑問は残ります。プールがどれだけ深くても同じです。

流動性プールのよくある質問

Raydium流動性プールを作るのにSOLはいくら必要ですか

別々の二つの金額です。一つはプール口座のレントで、Solanaが預かり、口座を閉じるときに返します。もう一つは流動性そのもので、その数字は自分で決めます。ツールの手数料は確定前にそのページ上でリアルタイムに見えます。

Raydium流動性プールを開いた直後に価格が下がるのはなぜですか

最初の買いの後に最初の売りが来るからです。薄いプールでは中くらいの売り一件で価格が数十パーセント動きます。深さがそれを和らげます。よく来そうな注文が価格をどれだけ動かすか見れば、開く前に答えが出ます。

LPをバーンした後に流動性は戻せますか

戻せません。バーンされたLPトークンは消え、持ち分はプールの中に永久に残ります。取り消せない点こそ、買う側が信用する理由です。ロックは柔軟な道ですが、期限が来れば同じ問いが戻ってきます。

間違った比率で開いてしまいました、直せますか

閉じて開き直すのではなく、流動性を足して比率を動かせます。ただし高くつく修正です。最初の比率が価格を決める以上、開く前にもう一度計算し直すのが、いちばん安く済む対処です。

ミント権限はプールとの関係でいつ外しますか

最終的な供給が固まった直後です。プール側でこれ以上ミントする必要がないなら、待つ理由はありません。開いたままのミント権限は、買う側の頭に残るいちばん大きな疑問符です。

Raydium流動性プールはアグリゲーターに自動で載りますか

たいていは載りますが、すぐではありません。アグリゲーターは存在するものを索引するので、開いたV4プールはこちらではなく、アグリゲーター側のペースで反映されます。しばらく出てこないなら、その種類のプールをそもそも経路に乗せているか確認してください。

この次にすること

ここまで来れば、Raydium流動性プールの作成で計算に驚かされることはもうありません。プールが開いたら、見るものは深さ、分布、権限に移ります。載せるトークンがまだないならミームコインの作り方から始めてください。プールが立っているなら、次はLPの判断です。

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