Pump.funバンドラー|同一ブロックで買う
Pump.funのバンドラーがトークン作成と最大16ウォレットの買いを同じブロックに置く仕組み。手順と費用、そしてあまり語られないリスクまで。

Pump.funでの最初のローンチには、事前に誰も教えてくれない隙間があります。トークンを作ってから自分の最初の買いを入れるまでの、ほんの半秒です。
Pump.funは誰でも数分でトークンを出せて、買いが入るたびに価格が決まった曲線を上がっていくSolanaのサイトです。バンドラーは、そこでローンチするときに使う道具です。
その半秒のあいだに、スナイパーボットは生まれたてのコインを見つけ、先に買ってしまいます。この出遅れをなくすために生まれたのがバンドラーです。
「作ってから買う」を二つの別々の瞬間にせず、バンドラーは両方を同じブロックに置きます。割り込む隙間そのものがなくなります。
- Jitoのバンドル一つに入るトランザクションは最大で五件です。
- そのため作成一件と買い最大四件を一つのバンドルで送り、買いは一件に数ウォレット分ずつ詰めて、ウォレット十六個を収めます。
- 五件に収まらない構成なら、ツールはバンドルを分けずにローンチを断ります。
- ウォレット一つあたりの手数料は、束ねる数が増えるほど下がります。
バンドラーが実際にしていること
バンドラーは取引ボットではありません。他人のコインを買わず、チャートも追いません。バンドラーがすることは一つだけです。自分のトークン作成と自分の最初の買いをひとまとめにして、チェーン上の同じブロックに着地させます。
j.toolsのPump.funの作成とバンドル買いのツールはこれをブラウザの中で行います。署名はローカルで行われ、ウォレットの鍵は端末から出ません。バンドル買いなしでトークンだけ欲しい場合は単体のPumpfun作成ツールがあります。
「同じブロック」が仕事のすべてである理由
Jitoのバンドルは封をしたトランザクションの集まりです。全部そろって入るか、一つも入らないかのどちらかで、あいだに何も割り込めません。Jito自身のバンドル文書は上限をバンドルあたり五件と定め、バンドルがスロットの境界をまたげないと明記しています。
ここでの「そろって」は一つのスロットの中という意味です。スロットは一人のリーダーが一つのブロックを作る時間枠のことで、定義はSolana公式の用語集にあります。
バンドラーで十六個のウォレットを使うローンチも、出ていくのは一つのJitoバンドルです。中身は作成のトランザクション一件と買いのトランザクション最大四件で、買いは一件に数ウォレット分ずつ詰めてあります。だから作成と全員の買いが同じブロックに並び、スナイパーが割り込む隙間はありません。
買いが五件のトランザクションに収まらない構成なら、ツールは複数のバンドルに分けず、ローンチそのものを断ります。二つ目のバンドルが一ブロック遅れて入れば、スナイパーに隙間を渡すことになるからです。
手順を順番に
- トークン情報を入れる。名前、シンボル、画像、説明。あとでどのエクスプローラーも表示する部分です。「pump」で終わるミントアドレスは自動で付くので、探索は要りません。
- 作成者の買いを決める。自分の最初の買いは曲線のいちばん安い地点に入ります。作成と同じブロックで動くからです。
- ウォレットを十六個まで足す。それぞれの秘密鍵、買い付け額、そして手数料を払っても残高がゼロにならないための予備SOLを設定します。
- 金額にばらつきを持たせる。下限と上限を決めておくと、十六個の買いが同じ金額のコピーに見えなくなります。
- Jitoのチップを選ぶ。三段階で、バンドル内のトランザクションあたりおよそ0.004、0.012、0.032 SOLです。高いほど狙ったスロットに入る確率が上がります。
- 要約を読んでから実行する。費用の行は署名の前に全部出ています。
バンドラーに渡すのは新しい使い捨てウォレットにしてください。メインのウォレットは絶対に使わないでください。アドレスが一度に多く要るなら、ウォレットジェネレーターが一回で生成します。
バンドルでのローンチにかかる費用
プラットフォーム手数料は基本部分と、ウォレット一つあたりの額の合計です。後者は数が増えるほど下がります。
| ウォレット数 | 一つあたり | 基本 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 1〜4個 | 0.05 SOL | 0.05 SOL | 0.10〜0.25 SOL |
| 5〜8個 | 0.04 SOL | 0.05 SOL | 0.25〜0.37 SOL |
| 9〜16個 | 0.035 SOL | 0.05 SOL | 0.37〜0.61 SOL |
十六個なら0.05に十六かける0.035を足して0.61 SOLです。その上にJitoのチップ、ネットワーク手数料、そしてもちろん買い付け額そのものが乗ります。
「無料」とうたうのに内訳を見せないバンドラーなら、それは答えではなく問いです。無料のスクリプトには、買いを自分たちのウォレット経由にしたり、黙って一部を抜いたりするものがあります。
バンドラーと取引ボットとスナイパーボット
取引ボットは時間をかけて戦略を回し、シグナルで売買します。スナイパーボットは他人の新しいローンチへ走り、最初の瞬間に買って、後から来た人に売り抜けます。その相手が作成者本人であることも珍しくありません。
バンドラーはそのどちらもしません。バンドラーは自分のローンチを最初のスロットで守り、そこで止まります。他人のコインを狩りに行きません。この守りの裏側の仕組みはJitoのバンドルが実際に何を保証するのかの解説にあります。
本当に重いリスク
きれいな出だしは価格を保証しません。初期供給の大半が少数のウォレットに集まり、それらがすぐ売れば、その形はポンプアンドダンプとして読まれ、分析ツールもそう読みます。金額のばらつきも、ウォレット数を欲張らない判断も、そのためにあります。
ウォレットが多いほど良いわけではありません。十六個というのは、始める前に資金の入ったウォレットが十六個あるという意味です。
資金を十分に入れた少数のウォレットが違う金額で買うほうが、小さな同額の買いで上限まで埋めるより自然に見えることが多いです。
ローンチのあと
ブロックは過ぎ、トークンは動き出し、ここからは普通の規則が戻ります。曲線は新しい買いのたびに上がり、埋まると卒業して、取引はPumpSwapの本物のプールへ移ります。そこまでの間にいちばん効くのは、束ねたウォレットをどう扱うかです。
出だしの直後に十六個すべてを空にすると、分析ツールが協調した退出として印を付ける形がそのままできあがります。持ち続けて保有が何週間かで広がるのに任せれば、見え方が変わります。これは決まりではなく、チェーンがすべて記録しているという事実の話です。
実務としては、実行する前にどのウォレットがどの比率を持つか書き出しておいてください。ローンチのあとでこの一覧を組み直すのは見かけよりずっと面倒で、分配や売却を考えるたびに必要になります。
ウォレット数の決め方
問いは何個入るかではなく、曲線の上で本当に欲しい初期の量がどれだけかです。その数字から他のすべてが決まります。用意するSOL、払う手数料、そしてローンチ直後の最初の一分の保有の分布まで。
四個のときは単価が0.05 SOLでいちばん高いものの、合計は小さく準備も短く済みます。九個以上になるとウォレットあたり0.035 SOLに下がって単価の節約が見えてきますが、各ウォレットに資金を入れる手間も同じ速さで増えます。
忘れられがちなのが予備です。各ウォレットには買い付け額の上に手数料ぶんのSOLが少し要ります。ここを詰めすぎると、どれかに余裕がなくなってトランザクションのシミュレーションが通らず、ローンチは途中で崩れる代わりに始まる前に止まります。
よくある質問
pump fun bundlerとは何ですか?
トークン作成と自分の最初の買いを同じブロックに置き、あいだにスナイパーが入れないようにするツールです。
ウォレットは何個まで束ねられますか?
十六個です。作成と最大四件の買いトランザクションを一つのJitoバンドルに収められる上限で、宣伝用の数字ではありません。
バンドラーはボットですか、スナイパーボットですか?
バンドラーはどちらでもありません。時間をかけて売買せず、他人のローンチも攻撃しません。自分の最初のスロットを押さえるだけです。
十六個のバンドルはいくらかかりますか?
プラットフォーム手数料が0.61 SOL、そこにJitoのチップ、ネットワーク手数料、買い付け額が加わります。この合計は署名の前に要約に表示されます。
秘密鍵はブラウザの外に出ますか?
出ません。署名はローカルです。それでも新しい使い捨てウォレットを使い、メインのウォレットは避けてください。
バンドルがスロットを外したらどうなりますか?
バンドルは一つなので、作成も買いも全部入るか、どれも入らないかです。半分だけ入ったローンチは残りません。
この手間が見合うとき
本気のローンチで、曲線の最初の数秒を自分のものにしたいなら、バンドラーはチャートの底を自分が握るか見知らぬ誰かに握られるかの分かれ目になります。試し打ちなら、何も束ねずにトークンを作るだけで十分です。
どこでローンチするか迷っているなら、Pump.funの代わりになるローンチパッドの比較で選択肢を並べて見られます。基礎がまだなら、ミームコインの作り方が最初から順に説明しています。曲線のない普通のSPLトークンなら標準のSPLトークン作成ツールがあります。


